2020/04/01
『楽しかったね、ありがとう』石黒由紀子著、動物好きな方必読!
また本を1冊、読み終わりました。
読むスピードが遅い私、珍しい現象です。
内容がすっごく良かったからでしょうね。
読んだのは、『楽しかったね、ありがとう』石黒由紀子著。
『楽しかったね、ありがとう』
1,430円
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長生きしてくれた犬や猫の飼い主にインタビューし
家族に迎えたきっかけから天国へ見送るまで、
そしてその後のことなどをまとめたエッセイです。
20コのお話が温かい目で書き描かれています。
私の心に響いたフレーズを書いてみると、
『ありのままに生きていたら自然に死ねる、生き抜ける。
だから死ぬことを恐れる必要はない。』
『「マイナスなことなど思いもしないのだな」と感じさせるポジティブさ』
『猫は生きるためだけに生きている。』
『長命だった母が晩年になってはじめて教えてくれたのは、
「戦時中、エスの供出を迫られ従った」ということ。
あのとき、エスは迷子になったのではなかったのだ。』
『犬の毛皮は、戦争中、満州へ出兵する兵隊のコートのインナーとして
使われていたそうだ。』
『夫は、「猫が好きなんじゃなくて、カプが好きだったんだから、
他の猫はいらない」と言っている。』
自分の家族である猫も12歳と8歳。
初老のおじニャンと、おばニャンであることを思うと
本を読みながら、
その時(最後の時)の予行練習をしている気持ちでした。
コロナの影響で家にいることが多くなり
本を読む時間が大事な気分転換、心安らぐ時間になっています。
悲しいけれど暖かな気持ちになる、
『楽しかったね、ありがとう』を読んでみませんか?
(写真)整骨院からの帰り道、
建物脇に沿って咲き乱れていたミニバラ。
黄色大好きミニバラ大好きで感動!
しつこく5枚もアップ!
今日も良い一日でした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
皆さんも私も、明日もきっと良い一日になります。