胸に刺さりました!『アフロ記者』稲垣えみ子著

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胸に刺さりました!『アフロ記者』稲垣えみ子著

毎日あっち読みこっち読みで、なかなか読了に至らない私が
昨日、読み終わった本、『アフロ記者』

 

1965年生まれの稲垣さんに
1966年生まれの私は、ひどく共感。
というか尊敬し、感動しました。

 

朝日新聞社に28年勤め退職。
その後は節約生活で電気代月200円、
テレビ、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、暖房器具などの家電一切持たない生活。
数年前、TBSの情熱大陸に稲垣さんが出演されているのを見て
その潔い清貧生活に驚きと感動の嵐でした。

東日本大震災を経験したことが稲垣さんの人生を大きく変えた。

2014年、朝日新聞社の二つの大きな誤報、低迷
新聞離れが進む中で苦闘した稲垣さん。

この本、良いです!

 

特に本の最後、『第5章 閉じていく人生へのチャレンジ』。
この中には胸に刺さるフレーズがたくさんあります。

『毎日が実験であり、冒険』

『お金からも、肩書からも自由に、ただただ生きていく』

『ないほうが「いいことづくめ」』

『あなたはいったいどのように豊かに生きたいと思っているのでしょうか?』

『私は節電という行為を通じて自由を手に入れたのです。」

『人とは本質的に、どこまでも親切な存在』

『人とは実のところ、誰かのために、何かをしたいと願ってやまない存在なんじゃないか。』

『そんな苦闘の中からひねり出した「良い文章」を書くためのヒント、

すなわち「自分をさらけ出す」「自分の弱さやダメさこそが光」』

『誰もが主役。好きなことを言い、好きなことを信じる。

誰かの立派な意見に従う必要などないのである。」

『書くってすごいことである。辛いことやどうしようもない行き詰まりも、

書くとなれば格好のネタである。』

『そしてもちろん面白いことが起きれば、自分の胸にしまっておくなんて勿体なさすぎる。』

『書くことによって、自分で自分の人生を支えることができる。そして人とつながることができる。

自分の存在を誰かに認めてもらうことができる。』

『これからは、大きな権威や権力が上から何かを押し付けるのではなくて、

誰もが緩やかにつながって、やるべきことをやり、言うべきことを言い、

何かを形作っていく時代なのかもしれない。』

 

 

私はサラリーマンを辞めてからほとんどテレビを見なくなり、
今、テレビは寝室の奥にひっそりとあります。

同じころに新聞も止めました。

情報はインターネットで自ら取りにいくように。

昔は家に帰るとまずテレビをつける生活。
そこから流れ出る情報を一身に受けるという、
今思えば、不健康だったな。

必要以上に情報を入れて不安をあおる精神的不健康より
自分で必要と思う情報を選ぶ、静かで穏やかな健康生活が心地いいです。

そして、稲垣さんもおっしゃっているように
人はどこまでも親切で、誰かのために何かをしたいと願ってやまない存在、
世間は結構、だいぶ優しいということを感じれる今に満足しています。

情報情報と毎日せかせかしていたのが嘘のよう。
もう戻りたくない。

 

なんだか取りとめもない文章になってしまいましたね。

稲垣えみ子さんの本、とっても良いので
興味のある方はぜひ読んでみてください。

 

今日も良い一日でした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
皆さんも私も、明日もきっと良い一日になります。

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